細川コレクション 永青文庫
5月の「細川家の至宝」展で案内されていた永青文庫(東京都文京区)を訪れた。
夏季展「神と仏 日本の祈りとかたち」の最終日。テーマは時季で変わるようだ。
「細川家の至宝」展では質量共に凄かったがさすがにここではこじんまりとしていた。。
書や能面、古書の類が展示されていたが私のお気に入り菱田春草筆「黒き猫」はなかった。
他に細川護立(もりたつ)が収集あるいは実際使っていた書棚も見たがそこには面白いものも(*)。
林の中に静かにたたずむ永青文庫、ここは入り口というより玄関。

館内の展示物の撮影は禁止だがそれ以外なら、との了解で撮らせて貰った。
時代を感じさせる建物だが、細川護立がここでゆったりと書を読む姿が容易に想像される。
都会にあってもなおゆったりとした時間が今でもある、そんな永青文庫だ。
窓から差し込む午後の日差しはいつの頃だったか、大正ロマンか。そんな思いにかられる。

(*) ちょっと面白かったもの。
とても装丁が良いとはいえない書き物の小冊子の束。中身は漢語を(自ら?)平易に訳したものらしい。
これがあれば漢詩が楽に書ける、と説明書きがある。ホント?漢和辞典のはしりか。
夏季展「神と仏 日本の祈りとかたち」の最終日。テーマは時季で変わるようだ。
「細川家の至宝」展では質量共に凄かったがさすがにここではこじんまりとしていた。。
書や能面、古書の類が展示されていたが私のお気に入り菱田春草筆「黒き猫」はなかった。
他に細川護立(もりたつ)が収集あるいは実際使っていた書棚も見たがそこには面白いものも(*)。
林の中に静かにたたずむ永青文庫、ここは入り口というより玄関。

CONTAX Tvs DIGITAL
館内の展示物の撮影は禁止だがそれ以外なら、との了解で撮らせて貰った。
時代を感じさせる建物だが、細川護立がここでゆったりと書を読む姿が容易に想像される。
都会にあってもなおゆったりとした時間が今でもある、そんな永青文庫だ。
館内には時間がスリップしたような雰囲気が漂う・・・・・暖かいランプ色の階段空間は癒し。


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窓から差し込む午後の日差しはいつの頃だったか、大正ロマンか。そんな思いにかられる。

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(*) ちょっと面白かったもの。
とても装丁が良いとはいえない書き物の小冊子の束。中身は漢語を(自ら?)平易に訳したものらしい。
これがあれば漢詩が楽に書ける、と説明書きがある。ホント?漢和辞典のはしりか。
この記事へのコメント
なかなか雰囲気のある所ですね。時間が少し遅く流れる様な感じですね。
しかし、細川氏は一体現在は何をなさってるんでしょう?
将に隠遁生活か…。
ここ、なかなかよかったですよ。また来てもいいかな、ですね。
元首相の細川さんはここの館長さんなのでたまには顔を出すのでは。
今は焼き物に凝っているようですよ、いつかTVで見ました。羨ましい~。